太陽の下で傘

Umbrella in the sun

ものすごい速度でフィルムカメラにハマりだした話

フィルムカメラって良くね??

タイトルの通りです。
先日とある記事を見かけたことから、突然フィルムカメラというものにハマり始めました。
これ↓
dc.watch.impress.co.jp

ザーっとRSSフィードをアプリで流し読みしていた中でこの記事が目に止まったことから、気がつけば既にフィルムカメラを1、2、3、4…まあもちろんそこまで高いわけではないのですが、既に5台購入しました。
なぜそんな急に?これ今年の4月18日の記事だよね?
※この導入を書いてしばらくたった今10台になってました。

何かにハマるとまずはお金を出して集めるところから始めがち。
友人からは「初速と加速度がすごい」などと言われている今日このごろ。
やっとフィルム1本撮り終わり、現像に出してきたので、いろいろまとめながら感想を書いていきます。

わたしのカメラスキル

まずはわたしがどの程度のカメラスキルで撮影を開始したか、そこからまとめようと思います。
ハマる直前までの状態が以下の通り。

カメラロール ほぼゲーム画面などのスクショ。10枚に一度くらいの頻度でご飯の写真
カメラの利用頻度 1ヶ月に2、3回あるかどうか…
使用用途 友人と遊びに出かけた際、空腹度が限界でなければ思い出したようにご飯の写真を撮る

まずスマホのカメラはほぼ活用できていません。
学生の頃からiPhoneを使ってはいるんですが、iPhoneを使いたいだけでカメラにはほぼ興味はなく、昨今のモデルについて「レンズ2個も3個もいらなくね!?」などと言ってSEばかり使っていました。

実家には、昔父がわたしの学校行事などを撮影していたため、ビデオカメラとデジカメがありました。今もあるにはあるでしょうが最近はほぼ利用してません。
後から聞いたらフィルムのコンパクトカメラを2台ほど見せてくれました。あー、なんか遊びに使わせてもらったような記憶がある。

そのうち片方は今やフィルムが入手困難そうなAPS(Advanced Photo System、今でも主流の35mmフィルムより少し小さく、110フィルムよりは大きい?かな?)でした。
てか今思うとコンデジのシャッター幕をガッツリ素手で触って開け閉めして遊んでたのでめちゃくちゃ慄きました、当時の自分に。可哀想なの父さんですよ。マジでごめんね。

あとカメラといえば…大学ではちょっとだけ映像系を齧っていたので、課題の映像作品作成のために一眼レフを触ったことがあります。もちろん大学の備品です。初めて触って映像撮った時、わたしでもボケ感の良いナンチャッテ映像撮れてスーパー楽しかった。それはそれとして野外の撮影だったので天気に左右されまくって発狂しそうでした。

だからF値やらISOやらシャッタースピードは一応わかる。わかるけどISOだけは念のためもう一回調べてからヨドバシカメラにフィルム買いに行きましたね。値の大小のどっちがどっちかわかんなくなりそうだった。

肝心のフィルムカメラについては、確か小学生の頃修学旅行で、「デジカメはダメだけど写ルンですなら持ってきてもいい」というルールだったために持っていった記憶があります。
父の影響で「変わった行事はカメラに残す」という意識はあったのか、持ってっていいか親に聞いた気がする。
けど今、その撮った写真をどうしたか全く思い出せないんですよね。
もしかしたら遊ぶのに夢中で写真を撮り忘れたのかも。撮られるばっかで撮る意識がなかったのかもしれませんね。

ハマるきっかけの一台「RETO Ultra Wide Slim」

参考:
capa.getnavi.jp

項目名 スペック
レンズ 22mm
レンズ絞り F11
シャッタースピード 1/125s

わたしは未だにRSSフィードでガジェット系ニュースを流し読みするタイプなんですが(ニュースアプリが軒並み肌に合わなかった)、そのときに見つけたのがこのカメラ。
あまりにも見た目が好みすぎる。

だいたい青系のものを手にとりがちなんですが、このマーキーブルーがとっても刺さってしまった。
しかも4,000円弱で手に入る。これは買ってみてワンチャンだめ(自分が使いこなせなくて)でも許せる値段…

フィルムカメラについては、親が当時持っていたこと、自分は修学旅行か何かに写ルンですを持っていって撮ったことがある程度。今までほとんど触ったことがありませんでした。
なのでとにかく新鮮!なんか…なんか良い!!

ネットにたくさんある作例を見てもワクワクするものばかり。気がつけば頭はカメラのことでいっぱいになっていました(?)

作例(FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400)

今回はまずFUJIFILMが出しているISO400のフィルムを使ってみました。
ヨドバシとかに売ってます。まじで端っこの冷蔵庫に売ってて見つけられなかったよ。お店の人に聞くのが早いね。

以下、気に入っている中から抜粋。



いや広角楽しすぎません!!?!?
画面の端に向かうと少し暗くなるやつとか、ぐわんと広く写って面白く歪む画とか、初心者がフィルムカメラに望む”エモい写り”みたいなのが完璧に出てる
天気の関係で現像に出した順番はかなりあとのほうだったのですが、正直この子が1,2を争うレベルで好きになってしまいました。

Kodak M38

参考:
famicampic.com

これはRETOのUWSの予約をキメたあと、フィルムカメラってどんなのがあるんだろうなあと調べた時に見つけたやつ。
この時にはもうなんかひたすらフィルムカメラが欲しい!って感じで、RETOが届くよりも先にヨドバシカメラのカメラ売り場に見に行きました。初めてヨドバシカメラでカメラ買ったよ。

作例(Kodak ULTRAMAX 400)

KodakのカメラなのでKodakのフィルムを試してみました。
このカメラはいわゆる写ルンですタイプ。夏みたいな、影がはっきり出る日の外だとかなりバキッとした陰影が出て好みです。
まだ各フィルムの特徴を掴めるほどはわかっていませんが、鮮やかでコントラストもはっきりめに出るのが好きだな〜と思ったり。



実は最後の1枚はRetoUWSと同じ画角で撮ってる。
こう並べると分かるかな?
←KodakM38 RetoUWS→

PIXTOS

参考:なんか見っけたら貼ります

タカラトミーから出ていたインスタントカメラ(!)。
小学生の頃からチェキがほしくてほしくて、でもそこにお金を回す余裕はないまま今に至っていました。
欲しい気持ちだけはあるのにどうにも手が出ない。なぜかっていうと、
その場で印刷できたところでそれどうするの??
という思いが拭えなかったから。

書籍も今やほぼ完全に電子に乗り換えてしまったし、大量に買ったグッズ類もようやく整理してお別れを済ませました。
それでもまだ家に物が多くて(片付けられない人間)、できれば物理的な物体は減らしたい。
そんな思いがある人間にチェキはあっていいものなのか??
既に安価とはいえカメラを2台も買った人間の考えることではありません。
買ったならそのぶん減らさなくてはいけないのに明らかに買う量のほうが多い愚か者。

そこへ、救世主、あるいは悪魔の囁きのような存在のインスタントカメラがこれ。
4,000円で買えるチェキカメラってこの世に存在したんだ…

チェキはほしいがそこまで使うかわからない、でもほしい!みたいな気持ちをリーズナブルに叶えてくれる、なんて素晴らしいカメラ。
でももしかしてもう販売は終了してるのかな?たまに家電量販店でもまだ売ってたりはします。
カラーフィルターも存在するっぽいけどわたしは未入手。

写ルンですインスタントカメラ版といいますか。まあインスタントカメラってそもそも写ルンです的なのかな。
フラッシュは一応あります。あとはなし。シャッターをただ切る。それだけ。
吐き出しはオートではなくハンドル式です。
8回+1くらいで取り出せる。それ以上回してもハンドルが止まったりはしないので、まだ撮影していないのに吐き出しちゃう可能性には注意が必要。わたしはやったぞ

RETOのUWSやKodak M38の露出カンニング用にいいかなあとか思ったりもしたんですが、まあなんだ、チェキなんでデカいんですよね。Kindle Paperwhiteよりデカいんじゃないか?
スマホでの記録撮影(あとからフィルム撮影と比較するためのもの)すらほとんど忘れて撮れなかったんだから、そんなことできるわけなかったよね。
FUJIFILMの最上位モデルチェキであるINSTAX Evoとかちょっとというかかなり欲しかったけど見送ってよかった。
わたしにチェキはまじで向いてない。でも機体がかわいいのでオッケーです。

作例とか出せるほど成功した写真がなかったぞ!(失敗しかしなかった);;

KONICA C35 E&L

参考:KONICA C35 EL | ミーナ

項目名 スペック
レンズ
レンズ絞り
シャッタースピード

これこそわたしの最初の本命、コンパクトフィルムカメラのKONICA C35です。
ついにメルカリに魂を売りました。
フリマアプリを1ミリも信じていなかったので手元に届いて状態確認するまでは気が気じゃなかったんですが(一応諦めのつく値段、5,000円程度で入手)、少なくとも今回については杞憂でした。

ろ、露出計が動く~~~~!!!
50年以上のカメラやぞ…?水銀電池とかいう時代ぞ…?やばくね…?
外観もかなり綺麗で、傷らしい傷がほとんどありません。
さすがにモルトは劣化していましたが、大部分は出品者さまが掃除してくださっていたおかげで、こびりついた接着剤と無水エタノールで格闘するだけで済みました。
みんなは無水エタノールで掃除するときは必ずマスクして換気してやろうね。咳喘息持ちの愚か者との約束だぞ。わたしはやらずにめっちゃ喉痛くなって死にました(時間経過で治まりましたがガチで反省した)。

新品のモルトは、切り出して貼るなんて高等技術ができる自分なんて想像つかなかったため、Amazonで切り出し済みのものを購入しました。

サイズぴったり!最初は慣れなくてうっかり引っ張って伸ばしてしまいましたが、何とか伸ばさずに貼れたところもありました。次はもうちょっとうまくやれるぞ。

この販売元さんは他のカメラのモルトや、公式サイトのほうではOLYMPUS PENシリーズなどの革の張替えキット(切り出し済みの接着剤付きなので、もとの革を剥がせば貼るだけでできる!)も売っていらしたので買いました。
意外と掃除してモルト貼り直す作業が楽しかったんだよね。自分のものをメンテナンスしてる感じがよい。

そんな感じで手に入れたこの子、まず見た目がちょ~~~かわいくて一目惚れだったんですよね。
そして写りが好みっぽそうだった。もちろんこれは撮影者の力量もあるので同じようなものが撮れるとは思いませんが、名作レンズとも言われているこのシリーズがど~~~~~~~~しても欲しくてメルカリに賭けに出たので、手元にあるだけで感動。
ワクワクしながらお外に連れ出していった結果がこちら。

作例(FUJICOLOR 100)


ピンボケ~~~~!!!!

マニュアルカメラを握るのは完全にお初だったこともあり、せっかく目測式のピント合わせができるというのにすっかり忘れて撮りまくる始末。
それも、一番遠い距離でピントが合うようにしていれば(風景を撮ることがほとんどだったので)まだ何とかなっていたんでしょうが、愚かな人間は一番近い距離なんかにしてしまったんですね。

原宿に遊びにいって、結婚式に遭遇までしたのに8割の写真がピンボケ!!!ああ!!!!
次は少しくらいまともに撮れるといいな…

OLYMPUS PEN EES-2

参考:見っけたら貼る

項目名 スペック
レンズ
レンズ絞り
シャッタースピード

↑後で書く

こちらは、Totte me Cameraさんで購入したカメラ。
オリジナルのリメイクもしていらっしゃるところで、非常に可愛いレモンティーの子をお迎えしました。

www.instagram.com

でらかわいい~~~~~~~~~~~
PENってなぜか何回見ても「ほしい!」ってなっちゃう。
かわいいリメイクがいっぱいあるんですよねPEN~~~~しかもハーフサイズカメラだからバシバシ撮りたいときフィルムの残りとか気にせず撮れる。

こちらは既に整備済だったので使わなかったのですが、さきほどのC35でもお世話になったところで対応するモルトを発見。貼り替える際にはお世話になる予定。

レンズが傷つくのも怖かったので、保護レンズ? なんていうんだああいうの? フィルター? も買いました。

作例(FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400)

確か…確かフィルムは400だったと思うんだけど…ちょっと記憶が定かではない…
きちんとメモしとけっていう。このあとちゃんとNotionでカメラ管理ページつくりました。

okitayo.hatenadiary.jp
↑Notionについてはここで話しました




いや可愛いし写りもバチぃッ!!!!キマるしとりあえずこの子連れ歩けば心配なしって感じ。向かうところ敵なし。
C35の反省があったのでちゃんとピント合わせたら最高になっちまった。

気になる写真屋さん(郵送現像依頼を受けているところ)

今のところ現像は全て近所のカメラのキタムラさんにお願いしているのですが、世の中にはまだまだ多くの写真やさんが現像を請け負っています。
少しは当たりが増えてきたな、と思ったら、他のところにもお願いしてみてお気に入りを探したいなー。
ここには今わたしが気になっているところをリンクして、いつの間にかこんなに長くなってしまった記事を終わろうと思います。
他にもカメラあるから撮ったらまた書く!

フィルムカメラ、いいぞ!!!

ポパイカメラ(東京都・自由が丘)

www.popeye.jp

エビスカメラ(東京都・白金)

www.ebisucamera.com

山本写真機店(山口県

yamamotocamera.jp

Photolabo hibi(京都府

labo-hibi.com

桜カメラ(愛知県)

www.rakuten.co.jp

トイラボ(熊本県

www.toylab.jp

超プリ!(新潟県

www.chopri.com