太陽の下で傘

Umbrella in the sun

Genesis HE★VENSとエンジェル

Genesis HE★VENS発売おめでとうございます!!
特典カードは瑛一くんと大和くんとレンでした! ヴァンくんもほしいところ。
www.youtube.com

今回の歌詞をじっくり見ていたらなかなかヤバかったのでメモ。
HE★VENSについては最近追い始めたド新規なので知らんこともいっぱいあるよ! あくまで個人の感覚的な感想ということでご容赦ください。

2020年9月16日発売「Genesis HE★VENS

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↑神ジャケ。特典ブロマも手に入れたしBOS特典のアナザージャケ最高。

www.utapri.com

あとでここに配信版のURL貼りたいな!
【追記】配信出てたので貼りました! 仕方ないとはいえジャケがね……ヘヴじゃないのがちょっと寂しい

Genesis HE★VENS

Genesis HE★VENS

2番Bメロ

Sh 犠牲をも
Ej 厭わない
Sh 望みさえ
Ng 叶うなら
Ej 今こそ7つの
Ng 魂を捧げて
Ei Show you 生まれたのは
Va Show you 奇跡のメッセージ
All 音楽(ヒカリ)となれ

"Genesis HE★VENS" by HE★VENS

いきなり2番の話! とりあえず書けるとこからいくぞ!
ところで、瑛一くんとヴァンくんが対……ではないかもしれないけど、結びつきの強いパートが歌割りになってて興奮しました。純粋に。
デュオパート万歳!!! 年長コンビ!!!! 推しと推しが並べば最強。それはさておき。


個人的に、
音楽と書いてヒカリ
と読ませたのが大きいなと思いました。光……! 光かあ……

光は、何かを照らすもの。導くものでもある。奇跡でもあり希望となる。
彼らの歌は必ず誰かの光になるし、事実わたしの光だ(そもそもこの概念が好き)

でもこれ、エンジェルへ向ける歌ではあるけど、すっごく内向きに歌ってる気がするんですよね。
ここで言ってる内向きっていうのは、HE★VENSがヘヴメン、というかお互いに向けてって意味。

彼らは、音楽が自分の光になった瞬間があるんだな……それは誰かの音楽だったのかもしれないし、やっぱりHE★VENSが生み出す音楽だったのかもしれない。そこから出てくるこのリリックは、切実な祈りそのものだよね。

しかもこれ、頭で
「犠牲をも厭わない 望みさえ叶うなら」
と歌ってる。

かなり重いよね?
ここもそうなんだけど、HE★VENS楽曲を全体的になんとなく捉えたとき、どこか傷だらけの中を前に進んでいるような印象があるのはなんでだろう。
痛みを癒すのではなく、痛みを痛みとして抱えたまま
ボロボロな彼らが支え合うようにして生きているイメージ。なんだろうなこの感じ。なんでそう思ったんだろう。


HE★VENS、かなり仲良しだし、距離近いし、お互いを心から信じて愛してる。一緒に暮らしているし、ものすごく"家族"だ。
いや、そんな既存の関係の枠に押し込めて表現する必要ないな。彼らは愛だ。愛でつながった人たち。

ただどこか、ものすごく閉じた関係だな、と思う。空間が閉じている。
それを開いてくれる瞬間がエンジェルに向き合う瞬間かなと思う。もちろんそれだけだとは思わないけどね。
彼らはエンジェルにものすごい愛を注いでくれて、その愛を信じているからそこは信じられる。彼らは本当にHE★VENSに対するそれと同じようにエンジェルを愛してくれている
オタク冥利につきます……HE★VENSとエンジェルは相思相愛


なんていうんだろうな……うまく言えないんだけど、彼ら一人ひとりが今アイドルとして一人で立つことができるかって言うとそうじゃない気がする。
HE★VENSなしに語れない。HE★VENSなしにアイドルとして"在る"ことが、少なくとも現時点ではできない。グループがあってこその文脈でしか存在したことがない*1からね。

互いを何より必要としている。それって素晴らしいことだけど、不安定さにも繋がる。わたしはそんなHE★VENSが大好きなんですが。

2番サビ

All 匂い立つのは 熱いこの存在
Ei, Ki, Va 栄華をさあ、
Ng, Ej, Ya, Sh 極めよう

"Genesis HE★VENS" by HE★VENS

これはわたしの感覚的な話なんですが、栄華という言葉にはどこか「盛者必衰」というか、一時の夢──というようなイメージを合わせて持っています。わたしがね。
さっきも話した不安定さという意味で、HE★VENSはちょっと生き急いでるようにも感じるな……あくまでも楽曲というか! 雰囲気というか! そういうところの話。
どこか物寂しさがある……(好き)

All 互いの中へ 残し合う痛みが
決して解けはしない 絆へと
Ei, Ki, Va We are the
Ng, Ej, Ya, Sh "HE★VENS"
All Oh…
Ei, Ki, Va 離れない
Ng, Ej, Ya, Sh 離さない

"Genesis HE★VENS" by HE★VENS

からのこれだよ。

「互いの中へ残し合う痛みが
決して解けはしない絆へと」



マジ? ほらー!! やっぱ痛み!
痛みが!!?
互いの中……互いの中!???
え!!?!??!?

それが解けぬ絆に……??!!!!!

痛みと共に結ばれた絆、かなり"""ヘキ"""って感じ

「離れない」「離さない」
もすごいアレだよね。エンジェルに対してもそうだけど、HE★VENSメンバーお互いをきつくきつく縛っている
縛っているっていうとマイナスに聞こえてしまうかもしれないけど、そうではないんだよ。
それこそが証、それこそがお互いを守るすべ。繋がりを示すもの……
「離さない」っていうのは、同じフレーズでヴァンくんがレンと歌う「Lovely Eyes」でも使われているけれど、HE★VENSのこっちはなんというか
鬼気迫るって感じ。
"""生命(いのち)"""、感じるね……

Cメロ

Ki, Ej, Va, Ya, Sh Oh, my
Ki, Ng, Ej, Va, Ya, Sh Angel
Ei 奪い尽くして
Ei, Ki, Ng, Va, Ya, Sh Angel
Ej 1つになりたい
Ei, Ki, Ng, Ej, Va, Sh Angel
Ya おかしくなるほど 何度も
All 俺たちの罪深き One love

"Genesis HE★VENS" by HE★VENS

語るにあたって歌詞を削って引用してるんですけど(ヴァンくんのパートとか最高だよ!)、ここの
「Oh, my Angel!」
あたりかたの盛り上がりが好きすぎる。今回歌詞だけじゃなく音も最高に好き。わりといつもヘヴのメロとか刺さってるんですけど!

強引なまでの愛だ……(エゴイスティック並感)(?)

しかも「俺たち」「One love」
「罪深き」とまで言ってる。
自分のOne loveを"罪深き"て……めっちゃ興奮した。全員で歌うパートなのもいい。これこそがHE★VENSなのだと……!

ラスサビ

All 命をなぞり 絡ませた約束
Ei, Ki, Va 来世も此処で
Ng, Ej, Ya, Sh 歌うため

"Genesis HE★VENS" by HE★VENS

ここ怖すぎて泣いちゃった(褒めてる)

こう、具体的に"命"と持ってきてそこに約束を絡ませている。
なんかこう直接的に死とかは歌ってないけど今の"生"は力強く歌うよね。
"光が強ければ強いほど影が濃くなる"ってあるように、なんだかすごく生と死を感じるな……

やばくない? そしてHE★VENS
来世をも約束する
んだ……
HE★VENSという愛、エンジェルという愛に来世まで約束してくれて泣いちゃった。こわい(まんじゅうこわい的なアレです)。

来世、つまり死の先も、
HE★VENSHE★VENSであり、
エンジェルを天国へと連れて行ってくれる

のか……と思って嬉しくなってしまった。
ラブ……


💔🤘

すごい愛と決意の歌だった。公式の紹介文*2にもあるように、

エンジェルに捧げる愛と決意が綴られたリリックと、HE★VENSらしいゴシックなサウンドが印象的なロックチューン

看板に偽りなしの楽曲でした。早く覚えてカラオケ行きたい〜!

*1:うたプリの原作ゲームにおいてアイドルと主人公(七海春歌)は1対1で個人のアイドルだけど、HE★VENSメンバーはそうじゃない。

*2:SUPER STAR / THIS IS...! / Genesis HE★VENS|うたの☆プリンスさまっ♪