「南太平洋」

 南太平洋、観てきました。

ミュージカル「南太平洋」

2016年7月9日 13:00開演、10日 13:00開演新国立劇場 中劇場
CAST:別所哲也藤原紀香太川陽介磯部勉渡辺大輔/藤田玲、神谷玲花/堤梨菜、ちあきしん 他
演出・振付:上島雪夫
チケット:4,000円
ジャンル:ミュージカル

www.hello-musical.jp

www.youtube.com

www.youtube.com

感想

 9日は藤田玲ーブル、10日は渡辺大輔ーブルでした。
 「南太平洋」自体は昔からある作品ですが、私は今回が初見。ざっくり言うと、戦争と人種差別の話かなと思います。
 ストーリーは王道かな、という感じでした。

 9日は本当に初見だったので、話を掴むのに苦労しました。
 というのも、当時の時代背景をほぼ知らなかったので、「ん? どうしてそうなるの?」というのが多かった。もっと予習していけばよかったかなぁ。
 10日は一度観てるぶん、わかりやすかったです。初めてでも2回観れば理解する余裕が生まれてよかった。

エミール・ドゥ・ベック(別所哲也さん)

 フランス人農園主なのですが、か、かっこいい〜〜! 紀香さん演じるネリーに向けて歌う「魅惑の宵」が強く印象に残っています。あの歌好きだなぁ。あとおちゃめで可愛い。品があって大人で、とてもときめきました。笑い声まで気品がある!! パパかわいいです。
 ラストは、まぁ王道なので読めてしまうといえばそうなのですが、どうもあの手の話に弱いのか、二回観て二回とも泣いてしまいました。

ネリー・フォーブッシュ(藤原紀香さん)

 「Cockeyed Optimist」。日本語題わからないので私はネリーの自己紹介ソングだと思ってるんですが、かわいい。ネリーに対してかわいいしか言えてないですね!
 「I'm Gonna Wash That Man Right Out Of My Hair」……「あの人を洗い流そう」の、女の子たちみんなで歌っているあのシーンがかわいくて好きでした!
 初めて舞台、ミュージカルで拝見したのですが、とても聞き取りやすい滑舌だなと感じました。歌声もキンキンしてなくて(どうしても女性の歌声はたまに苦手なので)よかったです。ネリーかわいかったなー。紀香さんはスタイル抜群で羨ましい限りです。

ルーサー・ビリス(太川陽介さん)

 とても自然な演技をされる方だなぁと思いました。男衆たちのわちゃわちゃは見てて楽しいです。あのとき歌ってる曲の日本語題がわからないのですが、「There Is Nothin' Like a Dame」。かわいい! そして「ハニーバン」素敵です! 歌声がとても心地いいなと。アイドルだっただけあってとてもチャーミング。

ジョージ・ブラケット(磯部勉さん)

 熟年男子最高です! ちょっと抜けててでも憎めない上司でした。和みます。印象的なキャラクターでした。結構強烈。ビリスとの掛け合い楽しいです! 通信士にダル絡み(ではない)するところはなんてかわいい人なのかと。ウィリアム・ハービソン海軍中尉(青木鉄仁)と一緒にいるところが多いです。

ジョー・ケーブル(藤田玲さん)

 9日のお目当て、藤田玲さん。スレイジーと猫ひたのイメージしか私にはなかったので衝撃を受けました。
 藤田玲さんのケーブルの雰囲気は品のあるクールな若者、でした。「熟年男子」のくだりでは素知らぬ顔してしれっとしてました。ほんとにクール!
「Younger Than Springtime」でふわりと笑む藤田玲さんかっこよかった……。「ハッピートーク」自体はブラディー・メリーの歌ですが、この歌のケーブルとリアットはしぬほどかわいいです。手の振り付けがね。かわいい。フランス語しかわからない(英語はわからない)リアットに対して、たどたどしくフランス語で話すケーブルを観て、いやあなたペラペラでしょとなりました。
 そしてマラリアにやられたあとバリハイに行こうとしてリアットに再び出会うシーン。幻だと思っているリアットに対して玲ーブルはそれでも腕を伸ばし抱きしめようとしていました。
 リアットと幸せになってほしかった……ケーブルは唐突に物語から退場したので「え!?」となりました。でもカーテンコールで踊る二人を観られたのでいいかな、なんて思わせられました。

ジョー・ケーブル(渡辺大輔さん)

 10日のお目当て、渡辺大輔さん。歌が素敵! サイコー! 高音綺麗。すごくすごくステキ! サイコー!
 渡辺大輔さんのケーブルは頑張り屋さん、マジメという雰囲気です。とても表情豊か。
 登場してすぐはとてもびしっと、ああ、軍人だなという凛々しい雰囲気。でも気がついたら一生懸命でかわいい。
 「熟年男子」のくだりで、横で笑ってるハービソンに「ちょ、ちょっと! 笑ったらダメですよ!」的にあわあわするところ。かわいい。あまりにもかわいくてびっくりした(?)
 「Younger Than Springtime」はリアットと初めて出会ったときに歌う歌なのですが、歌はもちろん表情もステキです。渡辺大輔さんの、大切な誰かを想うという芝居が大好きで。全身から大好きが溢れて止まらない! みたいな。本当に彼女にしか目に入ってないんです。あとフランス語を話す渡辺大輔さんかっこいいです。フランス語ってなんだかかっこいいのはなんででしょうか。
 「ハッピートーク」、10日はもう全体は把握してたのでオペラグラス(低倍率ですが)でガン見してたんですけどほんとに、表情最高にかわいいとしかいえません。幸せオーラ全開。リアットを真似ながら、人差指と親指でぱくぱくさせる振りももちろんケーブルもリアットも二人ともかわいい! ってなるんですけど、そのあとの二人で手を合わせて宙に弧を描く振り。のときのケーブルの表情。かわいい。マージーで可愛い。この感想で何回かわいいって言ったかもう数えたくないんですけど。かわいいんです本当に。あそこを観るためだけにもう一度観てもいい。
 玲ーブルのところでも言った、幻かと思っていたリアットが実は本当にリアットで二人は抱きしめあう、というシーン。大輔ーブルは、幻に対して始め呆然としているんです。信じられないというように。けどリアットが飛び込んできて、その存在を確かめるようにゆっくりと抱きしめる。玲さん大輔さんどちらもこのシーン素敵でした……。
 「You've Got To Be Carefully Taught」……「教えられて」、だったかな。エミールの前で歌う歌。自分の根底にある人種差別の心はどうしてなのか? という問いに対する歌です。これ好きです。ちょっと唐突さも感じるんですけどね。
 カーテンコールで踊るリアットとケーブルかわいいですよ……渡辺大輔さんのダンス、上品で綺麗だな……お辞儀! お辞儀サイコー!!

リアット(堤梨菜さん/神谷玲花さん)

 思っていたより出番が少なくて驚いてしまいました。もっと喋るのかなと思ってたんですけど、フランス語を少し話すだけ。でもその口数の少ない中、ケーブルへの愛が見えるのが素敵でした。ぽつりぽつりと、フランス語で話すのがまたかわいい。そしてダンスが美しいなと……身体表現、という色が強かったように思います。細くてか弱くて柔らかい、守る対象のまさに女の子。しかし芯のある子に見えました。
 9日が堤さん、10日が神谷さんでした。堤さんは少し幼めに、神谷さんは少し大人っぽく見えたかな。神谷さん背高い方なんでしょうか? すらっとしてて素敵でした!

ブラディー・メリー(ちあきしんさん)

 「バリハイ」の迫力、ものすごいです。武者震いしました。この表現はおかしいかもしれないけど。震えました。
 「You like?」が強くイメージとして残ってます。そして「ハッピートーク」! ケーブル・リアットがかわいいと散々書きましたが、歌もすばらしいんです。希望に満ち溢れているというか、明るく幸せな未来を歌っています。聞いているこちらの気持ちまで明るくさせてくれます。どの歌も好きですが、一番好きなのはこの「ハッピートーク」でした。

終わりに

ちょっと渡辺大輔さんをガン見しすぎてて自分でもうわってなってるんですけど、本当に皆さん素敵でした。話の展開はやや雑といいますか急な部分もありましたが、何せ歌がすばらしい。どれも頭のなかによく残っています。「王様と私」と同じ作詞作曲コンビ(ハマースタイン、ロジャース)だと聞いて納得してしまいました。
本当にもう一度観たいです。

歌素敵です。


okitayo.hatenadiary.jp