「Daisuke Watanabe Talk Event In Tokyo」
自分用メモ。え〜〜〜〜〜本当に最高だった、最高のイベントでした。
こんなに素敵な解釈が聞けるなんて本当に良かったし嬉しかったし最高!!!!!
Daisuke Watanabe Talk Event In Tokyo
2017年2月4日 18:00開演@明治記念館 末広の間
メモ
ティボルトについて
- 初日などの最初の方のティボルトの死(ロミオに刺される)では、派手に死んでやろうという気持ちもあり、ロミオにナイフを向けて倒れていた
- 今ではまず何が起こったかわからず、傷口を確認し、刺されたことに気づいてロミオを見る、そのときには「救われた」気持ちですらある
- ロミオに刺されるまで、ロミオには何もできないと思っている(ナイフを持っていることにも気づいていないので、俺はマーキューシオを殺したが「お前には何ができる?(できないだろう)」という煽りがある)
- ジュリエットとはずっと一緒に育ってきた関係、妹のような存在だったが恋するようになった
- 昔はジュリエットがいじめられて泣きついてきて、それをティボルトが懲らしめていた…みたいな関係性
- その延長で仮面舞踏会でパリスから逃げてきたジュリエットに駆け寄るが、見向きもしてもらえない(ジュリエットにそんなつもりはないんだけどね、だそう)
- 仮面舞踏会シーン(とは明言してない(ネタバレ配慮)けど)でジュリエットに逃げられる(彼女にそんなつもりはなくとも)ところでは、何もかもにも見捨てられたような気持ちでいる
- ティボルトの人生はどう転んでもどうしようもない、友達もいないし でも死ぬことであっちに行ったら友達できるかな…とかちょっと思っている
- 頭頂の部分は地毛、後ろはエクステ(とまではいってなかった) 「ティボルトがここに付く!」
- ロミジュリの世界観について 2040年の設定、皆が政治がらみや家のことで争いあっている 携帯ある!
- →でもティボルトは携帯を使うシーンがない、友達がいないので連絡先が「叔父上、叔母上、都合がいい時に呼ぶそこらへんの女」くらいしかなさそう
- ティボルトは強いだけでなく弱さも出さないといけない、自分の中の課題はセリフが少ない中で「ピュアさ」を出すこと。楽までに完成ではないかもしれないけど、今の自分でできるところまで形にできたら…と
- ジュリエットに対する触れられない、という思いは自分が幼い頃、好きだった女の子には何もできなかったなあ…みたいな気持ちを思い出している
- ロミジュリの登場人物には悪役はいない、ティボルトも同様で大人たちによって変えられてしまった。昔はこうなりたかったけど今はこうだよなあ…みたいな思いはみんなもあるはず
R&J裏話
- 楽屋に戻ると暑くて暑くて仕方がないのでパンイチ。男楽屋(ティボ・マキュ・ベンヴォ・パリス)はにぎやか
- とにかく体を冷やしちゃいけないのである程度暑いのがおさまったら着込んでタオル巻いている
- 楽屋はなぜか古川雄大さんも遊びに来て飯食ったり大喜利やったりしている
- 舞台ではモンタギューキャピュレットでは険悪だけど、楽屋ではめっちゃ仲がいい
- 開演前の円陣などは意図してモンタギューとキャピュレットに分かれてやっている。敵とは円陣もハイタッチもハグもしない。楽屋戻ると仲良し
- アクトの二階の客席から出た通路(ロビー側)でアップしてる。ダッシュ
- 好きなシーンは乳母のソロ! 稽古場でも泣いてしまっていた
- 一番着たい衣装はキャピュレット卿、特に喪服がカッコ良すぎて痺れる
- 「でも今の俺が着ても頑張っちゃってる感出ちゃうんで。あれは岡さんの渋さあってこそ」「俺が岡さんの年齢になったとき、俺あれ似合うなって(強気の表情)」
- ↑私あんなはっきり自信を持って話されるの初めて見たかもしれない、ご自身でも言ってらしたけど「今の自分は成長を本当に感じる」とのことなので素晴らしいことだと思いました
- FCからのプレのアディダスの稽古着について 古川雄大さんにいっつもそれ着てるよね?って言われて、いいだろ!ちゃんと洗ってるし!!って返している(ちなみに古川雄大さんもずーっと同じ稽古着を着ている模様)
- ロミオに殺されることについてどう思いますか?→「古川雄大に殺されるのはいけ好かない。拓朗はまだいいけど」
- 今回のロミジュリは初演再演を経ているので、絶対に比較はされるとわかってやっていた そんな中で自分のティボルト像を作り上げていった
- やってみたいのはもちろんロミオ。あとはベンヴォーリオかなぁ
プライベートについて
- らーめんが好き。がっつりいきたいときはヤサイマシマシとかにして食べる。でも何か食べるときは野菜から摂ると決めている。ゴーヤチャンプルーはやばい。栄養素が。
- スタバカフェが好き。バナナとセットで買って劇場入りしたりするけど、日曜日はしまってるから「今日日曜日じゃん!」となる
- 朝起きたらシャワー浴びてそこでちょっと発声練習する
- 昔は靴履く時玄関出るときは左足から…みたいなジンクスがあったけど今はそういうのをやめている、うまくいかなかった時に不安になるから!
- 凹んだ時は吹っ切れるしかないと思っている、割と悩んでしまうタイプだったけれど、1789という作品で泣くほど悔しい思いをしてから気持ちを切り替えられるようになった
その他
- 今一番欲しいものは?という質問にすごく考えてから、思いついて「贅沢言っていいんでしょ? 主演のミュージカル」、カテコなどで見ていてやっぱりいいなあと思う
- いまは耕しているような状態、失敗など経験を繰り返し繰り返し積み重ねていって、40で花開けば良い
- 澄み渡った青空とか、夕焼けとか日の出とかも好きだけど、地元の空が一番好き!
- 好きな鳥はフクロウかなぁ……全方位見える!みたいな。フクロウという役をやったから。フクロウカフェみたいなのじゃなくて野生のフクロウがかっこいい
- 帽子取って〜〜の声に抵抗できず帽子を取る。髪の毛を伸ばしているのはティボルトやってるから!
- ファンに対して「好きな(渡辺大輔さんの)髪型は?」という司会の振り、金髪がよかったー! という声に「嫌だ!」
感想
私は渡辺大輔さんが「ロミオに(殺されることで)救われた気持ちですらある」とおっしゃられた時マジで泣きそうになったんですよね……開幕してからずっとティボルトについて考えてきたけど、やっぱりちょっと考えたんですよ。死によってティボルトが救われる、『終われる』っていうの。でもそんなの……あまりにもあまりにもすぎて。でも初日のティボルトより、最近観たティボルトは本当に、おっしゃるとおりなんですよ、死で救われたのだ、そう分かるお芝居で……ええ〜最高じゃん……泣いてしまう……
渡辺大輔さんのティボルト解釈めちゃくちゃ信じられるというか大輔さんの思い描くティボルトを私も彼を観て共有できた(できていた)ことが本当に本当に嬉しかった!
3週間渡辺大輔さんから受け取ってきたティボルトという人間への解釈が、本人の思い描いていらっしゃるものと合致したのが嬉しかったです。向き合うものは救われる(?)
だめだ今回めちゃくちゃ良いトークイベで感動したんですけどまずお顔が美しすぎてあと私は渡辺大輔さんの超直毛って感じの髪質がすごく好きなので今日の髪型最高だ〜〜!