「ジャージー・ボーイズ」
JB観てきたんですが言いたいことは色々ありまして(感動の感想)、でもその中からひとつパッと出すのならもっくんは本当に顔が小さくて足が長いですよね、です。カテコはなぜかずっともっくんを観ていました。
— ねるこ (@pikoruneo) 2016年7月23日
本当は早くに書こうと思っていたのにこんなに時間が空いてしまいました。あまり深く覚えていないので思い出した順に書いていきます。
(2016-08-12 03:24:30感想追記)
「ジャージー・ボーイズ」チームRED
2016年7月23日 18:00開演@シアタークリエ
CAST:中川晃教、藤岡正明、矢崎広、吉原光夫、太田基裕、戸井勝海、阿部裕 他
演出:藤田俊太郎
チケット:10,800円
ジャンル:ミュージカル
ジャージー・ボーイズとは
「ジャージー・ボーイズ」は、The Four Seasonsの経歴を元にして描かれたミュージカル。
ミュージカルから映画化もされています。
4人のメンバーがそれぞれ各場面のナレーションをしてつなげていくという形です。
それぞれの視点から語られる、The Four Seasonsの歴史、というお話でした。
私自身はThe Four Seasonsを知らず、しかし有名な「Can't Take My Eyes Off of You」などは知っている、という状態での観劇。
曲だけちょっと調べて、あとはミュージカル「ジャージー・ボーイズ」のオフィシャルトレーラーだけ見ていきました。
感想
結果としては、とても楽しかった! 歌は皆さん上手いですし歌唱力の鬼という感じ(The Four Seasonsのミュージカルですし当然といえば当然ですね)。とにかく楽しい時間でした。
The Four Seasonsの経歴というか、生き方はなかなかにロック(ロックバンドですしね)だなと驚いてしまいましたが、面白かったです。
ただちょっと初見にはきついかなぁとは思いました。私はところどころ疑問符を浮かべていました。
かみしもにテレビ画面がたくさん積み上げられているような大道具。
それに当時のアメリカの映像を流したり、カメラ(テレビカメラ)を使って、今リアルタイムの舞台上や、彼らが見ている客席(これもリアルタイムなので私達観客が舞台に出ていることになります)が映っていました。
こういうの好きです。
セットは三階建て。三階部分は布で隠されていることもあったかな。
移動はハシゴのような階段で。これ取り外し可能になっていました。
上手にはオケ――この呼び方で良いんでしょうか――がいました。
カテコのときだったかな。カメラでオケに寄って映されていたの可愛かった。
あのですね、December,1963(Oh, What a Night)がとても好きです。ステキな曲ばかりだった……
さて、キャストごとに感想を書いていきます。
フランキー・ヴァリ(中川晃教)
中川晃教さんは以前「DNA-SHARAKU」がテレビ放送されていたのでそこで拝見したんですけれど、すごいお方ですね。
あの歌声も含めて、あの役ができる人はなかなかいないだろうなと思います。
ボブ・ゴーディオ(矢崎広)
広くんの演じられていたボブは、加入という形でThe Four Seasonsに参加する役です。
なんだったかな、初めて出会う日に歌う歌。「Cry for Me」? ブロードウェイのほうのと照らしあわせただけなので違うかもしれません。
でも広くんの伸びる声がすばらしかった。
トミー・デヴィート(藤岡正明)
いいやつでもないけど悪いやつでもない……いやちょっと悪い奴? いやかなりかな?
グループを作った人間であり、色々な苦労や危ないこともグループのため(自分のためな部分もあったように感じましたが)に動き、莫大な借金をつくってしまうも、何だか憎みきれない役どころでした。いや、憎いといえば憎いですけどねあれは。
ニック・マッシ(吉原光夫)
お声がとても渋くかっこいい……トレーラーでも思いましたが、低音とっっっっってもステキです。一番好きかもしれません今回。
「これを期に俺もバンドをつくろうかな……」みたいなのいいです!!! 笑いました。
ボブ・クルー(太田基裕)
あとは、The Four Seasonsのメンバーではありませんが、もっくんが演じたボブ・クルー。プロデューサー、という表現でいいのかな。強烈でした。ジャケットまぶしい黄色だしね。クルーが出てくるまではアンサンブルという感じでしたがちょっとだけソロパートあった……! すごく綺麗な歌声で生きててよかったって思いました(大げさ)。
終わりに
あとはカーテンコールですかね。あんなに楽しいカテコはあんまり経験がないです!
私は元々はステージと客席は切り離されているべきものだと思っていますし、できれば第四の壁に守られていたい派なんですが、JBのカテコはライブだった。
トレーラー観てもわかるんですが、お客さんとの距離が(実際は劇場の客席の距離のままですが)まるであの状態だったように感じました。
皆立ち上がり、一緒に盛り上がる。Big Girl Don't Cryを一緒に踊ったり。みんなで歌ったり。手を叩いてリズムに乗る。
ほんっとうに楽しかった! こういうのは好きです!
関係ないですがなぜかカテコではずっともっくんを観ていました。かなり後ろの席でしたが、そこからでも分かるお顔の小ささを御御足の長さ。かっこよかったです。もっとミュージカル出よう〜! 「手紙」観に行きたいです。
何だかはちゃめちゃな感想を書いた気がします。この辺で。
思いの外ロスっていたので、iTunesでブロードウェイ版のサントラを買うという。
再演決まったそうなのでできればまた行きたいなぁと思います。