「ClubSLAZY -Another World-」

 AW観てきた! めちゃくちゃ良かった! 最悪!(disではないです)
 ちょっとよそ向けに書いてた感想文(スレイジーを知らない方向け)なので説明過多かも。

「ClubSLAZY -Another World-」

新宿FACE
2016年7月8日 19:00開演
2016年7月14日19:00開演
CAST:大山真志、加藤良輔、法月康平、Kimeru、東啓介、後藤健流、長倉正明、石坂勇
脚本:三浦香/伊勢直弘 演出:三浦香
楽曲制作:Asu(BMI inc.) 振付:當間里美
プレミアム10,500円
ジャンル:ストレート+ショー

clie.asia

www.youtube.com

ClubSLAZYとは

 ClubSLAZYとは、大都会のどこかにある(らしい)、悲しみをかかえた女性を華やかなショーで癒やすメンズキャバレー……のようなところ。お客は女性限定、ショーに出るのは男性のみです。決してホストものではないんです。
 ステージでは美しく歌い踊る彼ら――実は皆が皆「変な人」「ダメな人」。ナルシストだったりわがままだったりサボり魔だったり死にたがりだったり。
 楽しいショー。騒がしい舞台裏。そのどちらも観ることができるのがこのシリーズの特徴です。
 Another Worldはその5作品め。初演で登場し、ラストで店を出て自分探しの旅に行っていたAから始まる名前はAct(大山真志)、トップエースが、店に帰ってくるところから始まります(つまりアクトさんおかえりなさい)。

開場前

 入場するときにもらう特典。今までのこのシリーズは劇中にも出てくる「ガーネットカード」という登場キャラクターからの招待状が配られていました。しかし今回は「No.386」と書かれたステッカー。これも重要なものなのでした。
 それと、ドリンクチケットが配られるので好きなドリンクに引き換えて開場を待ちます。今回のプレミアムチケット特典は、黒のトートバッグとキービジュアルのポスターでした。

開演前

 まず客入れが……かっこいい……! 小劇場でちょっとダークだったりジャジーだったり、そんな客入れが流れていると思わずテンションがあがります。
 照明も薄暗くて、パンフ読むには向かないんですが雰囲気にこれまたテンションがあがります。
 開演前アナウンスはCから始まる名前はCoolBeans(米原幸佑)、ClubSLAZYの万年サードスターさんです。
 今作には登場しない……はずがこのアナウンスは日替わり。いないキャラクターにもきちんと「今いない理由」があるところが好きなところのひとつでもあります。

感想

 さて、本編ですが……出演者のかたが仰るとおり「節目」となる作品になっていました。
 ストーリーに触れながら書いているととんでもなく語り続けてしまうので、ひとりひとりの感想を。

Act(大山真志

 大山さん、すごい可愛かったです。大山さん好きです。Actさん初演のイメージは「ストイック」「頑固」「色気」でした。あまり笑わない。そして苦しそうに切なそうに泣きそうに歌う人でした。しかし今作で描かれた、3年前の姿。結構笑うし悩むけど楽しそうだし、あんなに明るく輝いているActさんを初めて観ました。初演はあまりにも寂しそうだったので。もちろん輝いてはいましたが。とにかく初演のときと、AWの過去回想とでは全く歌い方も表情も違うんです。同じ曲、Actの持ちソロ「Garnet Star」なのに。

Deep(加藤良輔)

 お酒大好きDeepちゃん。加藤さんはチャーミング。愛され体質(?)の具現だと私は思っています。ソロの「The Runaway Pierrot」は意味深な歌詞だけど明るい。かわいいけど怖い歌です。いろいろ当てはまりすぎててこわい。加藤さんは間が気持ちいいなと思います。絶妙なタイミングで気持よく入ってくるので笑ってしまわずにはいられません。今回、ActさんとDeepちゃんの日替わりがあったんですが(A)「……お前目開けて喋れよ!(ハケる)」(D)「……全開だバカヤロー!」は声出して笑いました。あんなに素晴らしい間! すごい! あとAとDの紙相撲。近くでしゃがみこんだWill(東啓介)が床をトントンしてるのも含めておかしくってかわいくって。そしてまた、3年前のDeepとの対比に苦しくなります。

Q(法月康平)

 法月さんの歌声は、とても通るし安定感があります。いつ聞いても一切の不安がない。そしてミステリアスな表情。妖艶な笑みという言葉が似合います。魅力的。そして今回のQちゃんはとても「人間らしい」と想いました。怯えているようにも見えて。Qの抱えるものがたくさんある気がして、胸が苦しくなります。「The Curtain Song」これ大好きなんです。Mysticかわいい。ランウェイに脚を組んで座るのが最高にセクシーでした。目の前のお客さん生きてたかな。

V.P(Kimeru

 初登場キャラで、3年前のセカンドエースです。エレガント! 腰にバラとそのホルダー。3年前のトップエース・Will(東啓介)を支える副大統領(Vice President)です。小柄で美しい見た目に反してすっごくパワフルな歌声でした。「前へ」というフレーズが強く印象に残っています。ソロ曲は確か「Slave March」だったかな。エレガントを重視するV.Pが、それを投げ打ってでも泣きながらWillを呼ぶあのシーンは息が止まりそうでした。ラストの「A to Z」というみんなの自己紹介ソングがあるんですが、そこの日替わりはV.Pさんの「私が本当のNo.2〜!」でした。

Will(東啓介)

 3年前のトップエース・Willは、プレッシャーに弱い人でした。占いを重視していて、彼自身にも先見の明がある。きっと彼にはたくさんのものが見えていたんだと思います。その中で、最良の未知を選んだのだと。ソロ曲は「Show Business」だったかな。長身を活かしてました。中央にある扉の、上に手をかけて出てくるときには撃ちぬかれたかと思いました。でも打たれ弱い! なんたるギャップ! Theme of slazyというみんなで歌う歌では途中でお決まりのセリフがあり、それをやっとこさ言ってから「よし!」ってすっごく嬉しそうに読み上げるんです。あんなトップエース初めて観た……。

Graf(後藤健流)

 NewJack。LAZYを目指す見習いパフォーマーの一人です。教育係のCoolBeansを非常に尊敬しており、今回は重度の花粉症で高熱を出したCoolBeansを同期のFly(才川コージさん、今回は不在)とともに看病していたようです。CoolBeans愛が素晴らしくって、「クールビーさんがしんじゃう!」と泣いてた時が情けなくてかわいいというか頭なでたいというか。後藤さんのダンスは美しかった……「A to Z」のNewJackのターン大好きなんです。よくあんなに身体動くなぁって感動します。思わず見惚れてしまいます。

Eyeball(長倉正明)

 Actが教育係を務める彼の後輩です。3年前はNewJack、1年前はファイブスターでした。しかし半年前、半分追い出される形でClubSLAZYを去ってしまった人です。初演でも名前と、ほんのワンシーンだけ出てきたキャラクターでした。Actにとって非常に重要な人物であるにもかかわらず、ほとんど語られておらず、今回判明した部分もたくさんありました。ソロ曲は「lonely boogie」だったかな? とても歌がうまく衝撃を受けました。もっと歌を聞きたいです。

X(石坂勇)

 こわい。これにつきます。紳士的な振る舞い、品がある立ち姿。威厳があり思わず畏怖してしまいます。SLAZYの檻の中にいる彼らを圧倒的な位置から操り、追い詰め苦しめる。石坂さん普段はおちゃめなんでしょうけど舞台だけ見ると本当に怖い! 的確にLAZYたちをえぐってゆきます。何も知らない子は本当に幸せです。観終わってからしばらく「こわい」って言ってたんですけど半分くらいこの方のせいです。こわかったけど引きこまれた。すばらしかったです。

終わりに

 CSLAW観終わったあとはもう放心状態というか、もう、物販並ぶのもつらくて、とりあえずOさんのアナウンス聞いてアンケート書いてDVDCD予約書いて……という感じでした。
 AW観て思ったのはやはりActさんは名前の通りトップを演じていたのだなぁということかな。そう思うと苦しい。
 AW観劇後は友人と日高屋でお葬式みたいなテンションになったり混乱しながらご飯を食べていた。

 ルッキュ見ようとしても……AW観るんだと思うともはやトラウマみたいなとこあって……それだけあれは大ダメージだった二週間落ち込んだんですよ。

 でも新曲もお馴染みの曲も、やはりスレイジーの音楽はかっこいい! DVDもCDも予約してきました。まだまだ語り足りないですがこの辺で。


okitayo.hatenadiary.jp